猫猫と壬氏のキスシーンは全部で何回あるのか—結論から言うと、間接キスを含めて合計5回描かれており、そのうち「ちゃんとしたキス」と言えるシーンは3回です。小説・漫画・アニメで収録巻が異なるため「何巻で読めるか」が分かりにくい作品ですが、この記事では全5回のキスシーンを順番に解説し、壬氏からのプロポーズ・結婚の可能性まで時系列で丁寧に整理します。
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合計5回登場—「ちゃんとしたキス」は3回だけ
猫猫と壬氏のキスシーンを整理すると以下の通りです。
| 回数 | 内容 | 小説巻数 |
|---|---|---|
| ① | 壬氏による間接キス(指への口づけ) | 小説1巻 |
| ② | 命がけの人工呼吸 | 小説3巻 |
| ③ | 嫉妬から生まれた大胆なキス | 小説5巻 |
| ④ | 猫猫から壬氏へのレアなキス | 小説13巻 |
| ⑤ | 髪を掴まれた荒々しいキス | なろう版・市井編 |
①の間接キスと②の人工呼吸を除いた③〜⑤が「ちゃんとしたキス」にあたります。特に④の「猫猫から壬氏へのキス」はシリーズ屈指のレアシーンとして多くのファンに語り継がれています。
小説・漫画・アニメで掲載巻が異なる点に注意
薬屋のひとりごとは複数のメディアで展開されており、同じシーンでも収録される巻数や話数が異なります。小説版・ビッグガンガン版漫画・サンデーGX版漫画・アニメでそれぞれ進行度が違うため、「何巻で読める?」という質問への答えは媒体によって変わります。以下の解説では主に小説版の巻数を基準とし、漫画・アニメでの収録状況もあわせて補足します。
キスシーン①—壬氏による間接キス(小説1巻・アニメ12話)

後宮を去った猫猫との宴での再会が生んだ名シーン
最初のキスシーンは小説1巻に登場します。後宮での任務を終えた猫猫が宴の場で再び壬氏と対面するシーンで、壬氏は猫猫の指に口づけをします。アニメ版では第12話で描かれており、多くの視聴者に強烈な印象を残した名場面として語られています。
指への口づけが「普通のキス以上にドキドキする」と言われる理由
唇へのキスではなく「指への口づけ」という形式が、むしろ読者・視聴者に強いインパクトを与えています。直接的ではない分だけ色気と品があり、壬氏というキャラクターの優雅さと艶やかさが最大限に発揮されたシーンとして評価が高いです。
いたずらっぽい壬氏の表情と優雅な振る舞いが生む色気
壬氏がこのシーンで見せる「いたずらっぽい表情」は、単なる挨拶としての口づけではなく、猫猫を意識させようとする意図が透けて見えます。狙ってやっているのか素でやっているのかわからない壬氏の絶妙な振る舞いが、猫猫(と読者)の心拍数を上げる理由です。
キスシーン②—命がけの人工呼吸(小説3巻・漫画12巻)

滝つぼに飛び込んだ緊急事態で壬氏が迷わず口づけ
小説3巻・漫画12巻のシーンでは、猫猫が水難事故の状況に陥り意識を失います。壬氏は一切の躊躇なく人工呼吸を行い猫猫を救出します。緊急事態という文脈でありながら、壬氏の「猫猫を助けるためなら何でもする」という本能的な行動が滲み出たシーンとして読者の印象に残っています。
漫画版で描かれた「顔に添えられた手」の色っぽさに注目
漫画版ではこのシーンの描写がより視覚的に丁寧に表現されており、壬氏が猫猫の顔に手を添える仕草の色っぽさがファンの間で特に話題になりました。小説で読んで漫画で読み直すと、同じシーンでも受ける印象が大きく変わる好例です。
必死に猫猫を救おうとする壬氏の想いが伝わる理由
このシーンで際立つのは壬氏の「必死さ」です。普段は余裕のある振る舞いを見せる壬氏が、猫猫の命の危機においては感情を前面に出す—この落差が壬氏の猫猫への感情の深さを読者に伝える重要な場面として機能しています。
キスシーン③—嫉妬から生まれた大胆なキス(小説5巻)
宴で別の男性と踊る猫猫を見た壬氏の猛烈な嫉妬心
小説5巻のキスシーンは、壬氏の「嫉妬」が引き金になった場面です。宴の席で猫猫が別の男性と踊る姿を目にした壬氏は、普段の優雅さが吹き飛ぶほどの嫉妬心を爆発させます。嫉妬する壬氏という、それまであまり見せてこなかったキャラクターの一面が露わになった転換点のシーンです。
「お前も候補の1人だ」と抱き寄せてキス—壬氏の本気度
「お前も候補の1人だ」という壬氏の言葉とともに猫猫を抱き寄せてキスする場面は、壬氏が猫猫への感情を隠さず行動で示した初めてのシーンとして非常に重要です。「候補の1人」という言い回しの意味が後の展開でより深みを持つことになります。
白鈴の教えで逆襲する猫猫—かっこつかない壬氏の愛らしさ
このシーンで猫猫は白鈴から教わった技術で壬氏に反撃します。大胆にキスをしかけたはずの壬氏が猫猫の反応にかっこつかない状態になるという展開が、シリアスになりすぎずに絶妙なユーモアを加えています。壬氏の「完璧に見えて実は翻弄されている」という魅力がよく出た場面です。
キスシーン④—猫猫から壬氏へのレアなキス(小説13巻)
眠る壬氏にそっと口づけする猫猫—作中屈指のレアシーン
小説13巻のシーンは、猫猫から壬氏へ口づけするという作中でも極めて珍しい場面です。眠っている壬氏にそっと近づき口づけする猫猫—普段は感情を表に出さない猫猫が、行動で気持ちを示したこのシーンは多くのファンが「待っていた瞬間」として評価しています。
実は起きていた壬氏に問い詰められ、ごまかそうとする猫猫
しかし壬氏は実は起きており、猫猫は問い詰められる羽目になります。必死にごまかそうとする猫猫と、嬉しさを隠せない壬氏という対比がこのシーンのかわいらしさの核心です。シリアスになりきらないこの展開が、薬屋のひとりごとらしい絶妙なテンポを生んでいます。詳しいシーンの解説についてはこちらの記事も参考になります。
猫猫が壬氏への好意を初めて行動で示した重要な場面
猫猫はシリーズを通じて壬氏への感情を言葉では認めようとしません。このシーンは「言葉ではなく行動で示してしまった」という意味で、猫猫の感情の進展を示す重要な転換点です。13巻までの関係性の積み重ねがあってこそ生きるシーンでもあります。
キスシーン⑤—髪を掴まれた荒々しいキス(なろう版・市井編)
「里樹妃を大切に」という言葉が壬氏の怒りに火をつけた
5回目のキスシーンはなろう版・市井編に収録されており、猫猫が「里樹妃を大切に」という言葉を発したことが壬氏の怒りに火をつけます。普段は感情をコントロールする壬氏が珍しく本気で怒り、感情に任せた行動を取るという展開が読者を驚かせました。
馬車の中で見せた壬氏の普段とは異なる荒々しい一面
馬車という密室の中で壬氏が髪を掴み荒々しくキスするこの場面は、それまでの優雅で計算された壬氏像を大きく崩すシーンです。感情が制御を超えた瞬間の壬氏という、普段は見せない一面がファンの間で特別なシーンとして語られています。
小説家になろう版のみで読める—漫画・アニメ未公開シーンの希少性
このシーンは現時点で小説家になろう版にのみ収録されており、漫画版・アニメ版では未公開のシーンです。なろう版を読んでいるファンだけが知っているという希少性が、このシーンへの関心をさらに高めています。注意:今後の漫画・アニメでの収録については公式からの情報をご確認ください。
壬氏から猫猫へのプロポーズ—何巻でどう描かれたか(小説7巻)
口げんかの末に飛び出した「俺はおまえを妻にする」という宣言
小説7巻で壬氏は猫猫に向かって「俺はおまえを妻にする」と宣言します。甘いムードや特別なシチュエーションではなく、口げんかの末に出た言葉というのが薬屋のひとりごとらしい展開です。それでもこの一言が持つ重みは、シリーズの中でも際立った場面として位置づけられています。詳しい内容はこちらの解説記事もご覧ください。
甘い雰囲気ゼロ—それでも壬氏が初めて結婚の意思を明言した意味
ロマンティックな演出のない「プロポーズ」ですが、壬氏が初めて明確に「猫猫を妻にする」という意思を言葉にしたという点で、関係性の進展として極めて重要な場面です。言い方はともかく、壬氏の本気度はこの一言で読者に十分伝わりました。
「猫猫が納得した上で結婚する」と約束した壬氏の誠実さ
壬氏はこのプロポーズの中で「猫猫が納得した上で結婚する」という姿勢を示しています。立場や権力で押し切ることをしない壬氏の誠実さが、このシーンを単なる強引な宣言ではなくプロポーズとして受け取れる理由です。
猫猫と壬氏は結婚する?2人の関係の進展を時系列で整理
小説8巻—皇位継承権の放棄で示した壬氏の覚悟
小説8巻では壬氏が皇位継承権の放棄という重大な選択をします。帝位よりも猫猫との未来を選ぶという壬氏の覚悟が具体的な行動として示されたのがこの巻です。言葉だけでなく、地位という最も重いものを手放す決断は、壬氏の猫猫への感情の本気度を証明しています。
小説13巻—夜伽未遂シーンが示す2人の距離感の変化
小説13巻(キスシーン④と同じ巻)では夜伽未遂のシーンも描かれています。物理的な距離だけでなく、2人の感情的な距離も着実に縮まっていることを示す展開として、関係性の変化を象徴する巻です。詳しいシーンの解説はこちらの記事も参考になります。
小説15巻—帝位をきっぱり拒否し猫猫との未来を選ぶ決意
小説15巻では壬氏が帝位をきっぱり拒否するという決断が描かれます。皇族としての最高の地位を捨て、猫猫との普通の未来を選ぶという壬氏の決意は、2人の結婚に向けた最大の障壁を自ら取り除く行動として機能しています。
猫猫の鈍感さと立場の壁—それでも結ばれる未来が近い理由
猫猫の感情への鈍感さと立場の差という2つの壁は依然として存在しますが、壬氏が皇位継承権・帝位という「立場の壁」を自ら崩す選択をし続けている点で、2人が結ばれる未来は着実に近づいています。あとは猫猫自身が自分の感情と向き合う瞬間を待つのみとも言えます。
猫猫と壬氏のキスシーンをもっと楽しむために—読める媒体ガイド
小説・ビッグガンガン版漫画・サンデーGX版漫画の違いと収録話数一覧
| 媒体 | 特徴 | キスシーン収録状況 |
|---|---|---|
| 小説版(日向夏) | 全シーンの原典。最も詳細な心理描写 | 全5回収録(なろう版含む) |
| ビッグガンガン版漫画(minoji) | 壬氏視点が中心。色気のある描写が得意 | ①〜③収録済み(連載継続中) |
| サンデーGX版漫画(ねこクラゲ) | 猫猫視点が中心。表情描写が繊細 | ①〜③収録済み(連載継続中) |
| アニメ版 | 映像・声・音楽で感情が増幅される | ①②収録済み(続編制作中) |
アニメで未公開のシーンを原作で先読みする方法
アニメはシーズン1で小説3〜4巻相当まで描かれています。③以降のキスシーンを先に楽しみたい場合は小説版5巻から読み始めるのが最短ルートです。漫画版はビッグガンガン版・サンデーGX版で2種類の絵柄・視点の違いを楽しめる点も魅力です。どちらの漫画版も描き方に個性があり、同じシーンでも受ける印象が大きく変わります。また薬屋のひとりごとのさらに詳しい考察はこちらの記事もあわせてご覧ください。日本エンタメの考察をもっと楽しみたい方は花の山の考察記事一覧もぜひチェックしてみてください。